海外課(購買)

2006年新卒入社黄 至堅

海外購買の仕事の楽しさとは何ですか?

実は昨日まで中国出張で協力会社(購買先)で交渉してきました。海外購買の楽しさは、交渉で自分の意見を受け入れてもらった時、そして仕入れた製品でお客様が楽しんでもらえた時だと思います。また、購買業務ならではの達成感を得ることもあります。実は今回の主張時、部品(ベルト)が不足したことで、このままでは納期に間に合わないというトラブルが発生しました。そこで部品がいつまでに届けば間に合うかを確認し、その場で他の同様な会社に連絡した後、現地スタッフと一緒に検査を行い、月曜着での運送まで交渉することができ、なんとか間に合いピンチを切り抜けました。その場で突発的な問題を判断し、対策を取ることは通常では経験できない仕事だと思います。なお、本来はこのような突発的な問題は発生しない方が良いのですがね(笑)。また、各購買先(仕入先)の工場見学で、見たことのない機械や製造方法などを知ることができた時に充実感を感じることができます。

オンオフのメリハリの良さ

私は台湾出身で、両親、親戚そして友人が台湾にいます。そのため年に何回かは台湾に帰ります。夏休みには家族や友人と楽しく交流することができました。また、国内旅行(台南)にも行け、リフレッシュすることができました。
毎年GWの連休を長い連休になるよう計画的に仕事を組み立てています。実は、台湾の真夏は非常に暑いので、5月の台湾はとっても楽しみなんです(笑)。なお、台湾に帰るだけでなく、日本各地を旅行し日本の文化を楽しんでいます。2月の札幌雪祭り、9月の沖縄旅行にも行ってきました。

Tabataの海外課(購買)は、夏季休暇を含めて、長期休暇が取りやすい風土だと思います。ただし、長期休暇を取ることができるように、お互い仕事の基礎を教え理解しあうことを大切にしています。仲間が不在の時バックアップできなければ、充実した休暇とは言えませんからね。私自身も自分が休みを取る時は、仲間(部下)に、休暇中に発生しそうな仕事を説明しています。これにより休暇中も大きな問題が発生していないのだと思います。また、購買先(相手)の仕事の流れを理解することも重要です。私の不在時に、私の担当会社から連絡があっても何をすべきか仲間(部下)が想定できバックアップ可能となるからです。それと、仲間(部下)に依頼する前に仕事を受けてもらえる余裕があるかを確認することも重要ですね。

協力会社(仕入先)から見たTabataについて聞いたことはありますか?

中国の協力会社から”Tabataは付きやすい会社”と聞いています。Tabataも以前までは付き合い難い会社と言われていましたが、仕入先の立場を考えて交渉を続け、不良が生じた時は仕入先と一緒に問題解決にも取り組んできたことから信頼を得てきました。それと、取引開始時から、”支払い期限前までに確実に支払う”という信頼も非常に大きかったと思います。協力会社だけでなく、仕事の仲間とは信頼関係のあるパートナー関係に築くことが重要と思います。そのためには「相手のことを気遣うこと」を大切さにすることだと考えています。

1日のスケジュール(海外出張時)

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