開発課 TUSA・マリンチーム(取材当時)

2010年中途入社藤本 貴史

映画で見たあの器材を
自分がつくる側になる

大学を卒業してから自動車や携帯電話の設計に携わっていた私は、より自分の想いを込めたモノづくりがしたいと考えていました。そんな中、大好きな映画の中で見たダイビング器材をつくっているTabataと出会いました。正直いいますと入社前、私はダイバーではありませんでしたが、開発者の目線を持ってライセンスを取るところから始めたからこそ気づけた疑問や課題も多くあり、ダイバーでなかったこともそれはそれで大いに役に立っていると感じています。 Tabataはダイビングに留まらず、多くのオリンピック選手が使用するスイミングゴーグルや、賞金王を取るほどのプロが愛用するゴルフ用品など、魅力的な商品を多く生み出しています。今はそんなTabataでモノづくりができることに充実感を感じながら働いています。

全ての工程に携わるから
想いを込めたモノづくりができる

例えば自動車のように商品の規模が大きくなればなるほど、そのモノづくりの中で自分が関われる範囲は狭くなってしまいます。また、今の時代は分業化が進み、メーカーであっても企画から製造まで一貫して自社で行っている会社は少ないと思います。しかし、Tabataは自社で製造の現場を持っていることもあり、企画、設計、検証、製造のモノづくり全てに携われます。全ての工程に携わるということは、自分の想いを込めたモノづくりができるということ。自分が生み出した商品が世界中で使われユーザーから誉められたりするとやっぱり嬉しいですよね。だからユーザーに近い商品を扱うTabataの開発の仕事は面白いし楽しいんです。

1952年創業のTabataは諸先輩方の技術が積み重ねられた歴史があります。私自身も設計にあたって、過去の製品を分解して設計方法を見直したり、過去の書類から設計思想を参考にすることも多くあり、仕事をしながら歴史あるメーカーの凄みを感じています。また一方で、新たなことにチャレンジする風土も持っています。大学や公共の技術センターと共同研究開発を行ったり、やる気があれば臨機応変に何でも出来る環境があります。私自身も、ダイビングフィンの推進力シミュレーションに関して大学との共同研究を行って新製品の開発に役立てました。“決まり事に縛られた中で働かされている”という感覚ではなく、“目標に向かって自由に動くことができる”という恵まれた環境がTabataで働く魅力だと思います。

Tabataの商品開発は、開発部門だけではなく、マーケティング、営業、製造、物流、品質保証部門まで一連となったDESP(Development、Engineering、Sales、Promotionの略)会議で検討、審議されます。多くの部門が関わるので商品開発を通じて一体感が生まれます。また、”タバタは「地球と遊ぶ」企業です。”と名刺にも書かれている通り、遊ぶこと、楽しむことを大事にしている会社です。社員自身がスポーツやレジャーを積極的に楽しむことを推奨しており、それが仕事に直結するのでとても充実した楽しい生活が送れると思います。

問題を解決するモノづくり
=良いデザインを目指して

私は、商品開発という仕事を通じて「ユーザーの抱える本質的な問題を見つけ出し、これを解決するような商品をデザインしたい」と考えています。色や形といった(意匠的な)デザインだけではなく、問題解決の手段として(創造的な)デザインを取り入れ、心の底から「素晴らしいデザインだね」とユーザーに言ってもらえる商品を多く生み出していこうと思っています。

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